引越しのとき猫が脱走することがあるので注意

引越しのとき猫が脱走することがあるので注意

猫を飼っている人は、引越しの際には猫に対して気を遣わないといけません。
猫が引越しのとき脱走することが多いからです。

いつもと違う様子に驚いて飛び出してしまう

猫が引越の際に脱走するのは、とてもよくある話です。

引越しをすると、引越し業者のスタッフが出入りしたり、大きな荷物を運んだり、
家の中がいつもと違う様子になります。

また完全室内飼いで飼っている猫の場合、引越しのために出たことがない外へ連れ出し、
それだけでパニックを起こしてしまうこともあるようです。

それで驚いて、飛び出してしまうというわけです。

引越しをしてしまえば、元にいた家からは家族はいなくなります。
猫ももどる場所が分からなくなってしまいますので、くれぐれも脱走しないよう、
猫をきちんとケージに入れるなどして運びましょう。

引越し先ではまず猫の居場所を作る

引越し先についたら、まず猫の居場所を作ってあげることが大切です。
引越し先で脱走すると、猫も帰り道が分からなくなってしまいがち。
見つからなくなることもあります。

おすすめなのは、引っ越し作業中は、猫の居場所を風呂場に作っておくこと。
荷物を運び入れる前に、猫が寝るときに敷く毛布と、トイレをセットしておきましょう。

風呂場なら、大きな家具を運び入れることもありませんから、
猫も比較的落ち着いていられます。

また万が一、いつもとは様子が違うために粗相をしても、
風呂場なら、簡単に洗い流すこともできます。

風呂場のドアには、「猫がいるので開けないで」と書いた紙を貼っておくようにしましょう。
そうすれば、誰かが間違えて開けてしまい、脱走する心配もありません。

遠方への運搬手段はANAカーゴがおすすめ

猫を引越しする場合、家族が車で移動するなら、
車に一緒に載せればいいので問題はありません。
ただ遠方の場合には、どうしたらいいかと考えることもあると思います。

飛行機に載せるなら、ANAのサービス「ANAカーゴ」を利用するのがおすすめです。
動物用のケージはANAが用意してくれて、
出発時の空港で預け、到着時の空港で引取をします。

料金は、全国どこでも数千円。
人間が一緒に移動しなくても、出発時と到着時に人がいれば、
猫だけを送ることもできます。

ケージは貨物室にいれますから、エンジンの音はうるさいそうです。
ただ庫内の温度は、生体がいる場合には室内と同じくらいにしてくれるそうなので、
猫が凍死する心配などはありません。

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