荷造りの注意点や不用品処分のコツ

荷造りの注意点や不用品処分のコツ

引越しで一番大変なことといえば荷造りです。
いざ荷造りを始めると、先が見えない作業に感じて、
精神的にも体力的にもダメージが大きいんですよね。

そこでここでは、その大変な荷造りを少しでも楽にするために、
荷造りのポイントと、不用品処分するコツを解説します。

引越し費用を安くしたい方は、こちらも合わせてチェックしておきましょう。

荷造りのポイント

荷造りを円滑に進めるためのポイントは、
いくつかあるので、1つずつ解説していきます。

ちなみに、荷造りは早めにやっておくことをおすすめします。

本気を出せばだいたい1週間で片付くと思いますが、
余裕を持って2週間前には、荷造りを始めるようにしましょう。

荷造りの計画を立てる

何事もしっかりと計画を立ててから行動するほうがうまくいきます。
これは引越しでの荷造りも同じ。

「当日使いたかった物は、梱包し終わったダンボールの奥底」
そんなことにならないように、荷造りの前に荷物計画を立てましょう。

  • 引越し当日まで使うかもしれないもの
  • 引越し後に早めに使う予定があるもの
  • 当分使わないもの

の大きく3つにわけて、梱包をしましょう。

部屋ごとにダンボールを分ける

これは、新居を想定した場合の部屋のことです。
どの部屋の荷物なのかをダンボールに書き込むことで、
荷物が迷子にならなくなります。

まず、新居の間取り図を印刷して、
それぞれの部屋に番号を振っておくといいです。
部屋名でも構いませんが、洋室が2つあることもあるので、
「洋室1」、「洋室2」のようにわかるようにしておきましょう。

その決めた番号や名前を、
該当するダンボールに書き込みます。

引越し業者にも、番号や部屋名を書いた間取り図を渡しておくことで、
荷物を部屋まで持ってきてもらえますし、
引越し時の「これはどこに置きますかぁ~」という、
業者とのやり取りも減らすことができます。

あと、これは運び込む荷物が多い部屋の場合ですが、
さらに細かくグループ分けをしておくと、
もっと円滑に荷解きができます。

同じ部屋でも、クローゼットに入れる物たちを「A」、
部屋のレイアウトとなる荷物を「B」。

例としては、

  • 「洋室1-A」
  • 「洋室1-B」

このような感じで分けるといいですね。

グループ分けでの注意点

グループ分けをする際の注意点は、
グループ分けした詳細を決めた時点で、
メモ帳や間取り図にしっかりと書き残しておくこと。

「Aって書いてあるけどどこのだっけ?」となったら二度手間ですし、
手伝ってくれる家族や友人、業者もわからなくなります。

それと、ダンボールに文字を書く時は、
かならず側面に書き込むようにしましょう。

上に書いてしまうとダンボールを重ねた時に、
見えなくなってしまいます。

あと、梱包がだいたい終わったら、
最後にすべてのダンボールに通し番号を書いておくことをおすすめします。

この通し番号を書いておくことで、
荷物の紛失を防ぐこともできます。

荷物管理リストを作れば完璧

少し大変かもしれませんが、
通し番号を振ったあとに、その箱には何が入っているのか、
一枚の紙にまとめておくと便利です。

パソコンを持っている方は、
エクセルなどで管理してもいいかもしれません。

ある程度細かく管理しておくことで、
必要なものをすぐに取り出せますし、
荷物の迷子も減ります。

最終的にダンボールに書き込む内容は、

  • どこの部屋の荷物か
  • 部屋のどの部分の荷物か
  • 通し番号
  • できれば入っている物の詳細

これらの情報が書いてあれば、
荷解きもかなり楽になるはずです。

ダンボールを上手に使おう

依頼する業者にもよりますが、
ダンボールにはいくつかの大きさがあります。

まず詰め過ぎはNGです。
特に大きいダンボールに本を入れすぎると、
重くて持てないということにもなるので注意です。

  • 重いものは小さいダンボール。
  • 軽いものは大きいダンボール。

これを意識して梱包していきましょう。

自分でダンボールを用意する場合は、
なるべく同じ大きさのダンボールを用意しましょう。
荷積みのときに崩れにくくなりますし、整理もしやすいです。

あと、箱を作る時と閉じる時のテープは、縦と横に貼りましょう。
横は2枚貼っておくといいですね。
強度があがって底抜けがしにくくなります。

不用品処分のコツ

続いて不用品処分のコツですが、
これは自分の意識次第でかなり変わります。

ここ1年間通して使っていないものって、
けっこうありますよね。
それって新居でも使いますか?

  • 「これは思い出がある物だからなぁ」
  • 「いつか使うでしょ」
  • 「使う予定ないけどあったほうがいい」

これらの荷物は不用と判断しましょう。
でないと、どんどん荷物が増えていきます。

引越しは断捨離をするいい機会ですので、
捨てたくない気持ちに踏ん切りをつけて、
思い切って捨てる選択をしてみましょう。

荷物が減れば、新居の収納やレイアウトもスッキリしますし、
なにより引越し費用も安くなるので、一石二鳥です。

あと、不用品をうまく売ることができれば、
引越し費用どころか、おいしい夜ご飯も食べれてしまいます。

不用品を売る時のコツは、
それぞれの品物の専門店に売るのが、
一番高く買い取ってもらう方法です。

リサイクルに関しては、下の記事で詳しく解説しています。
各専門店についてもまとめてあるので、
自分の売りたい物の専門店がないかチェックしてみましょう。

粗大ゴミをお得に捨てるコツ

買取してくれないものや、
捨てる予定の家具などは、
粗大ごみとして処分する必要があります。

粗大ごみって捨てるのにもお金がかかるので、
どう処分すれば損しないのか気になりますよね。

粗大ごみの回収は、自治体に申請して捨てるより、
回収業者に回収してもらった方が安いんですが、
その回収業者によっても差があります。

しかも回収業者の中には悪徳業者もいて、
法外な回収料金を請求してくる場合もあるとか…

そんなときに便利なサービスが、
回収業者の一括見積もりサービスの「エコノバ」です。

独自に設けた規約をクリアした業者しか登録されていないので、
法外な料金を請求されるなんてこともありません。

回収してくれる品目もかなり多く、
たんすや机などの家具をはじめ、エアコンやテレビなどの電化製品、
楽器、自転車、健康器具やカーペットなどの一般的な生活用品まで、
ほぼすべてのものを回収してくれます。

それとエコノバでは、回収と同時に
買取の査定をしてもらうこともできるので、
売れるのかわからない物がある場合にも、
もってこいのサービスです。

粗大ごみの処分と買取を同時にすましたいという方や、
とにかく安く一気にに回収してほしいという方は、
エコノバを使って効率良く不用品を片付けましょう。

エコノバの公式サイトへ

その他の荷造りの注意点や不用品処分のコツ

上で解説した以外にも、
荷造りの注意点や不用品処分のコツはたくさんあります。

それぞれ詳しく解説しているので、
気になる項目をチェックして、うまく荷造りを進めていきましょう。

荷造りの注意点や不用品処分のコツ

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