初月の家賃が無料になる?フリーレント物件のメリット・デメリット

賃貸住宅を探していると、
「フリーレント」という言葉を目にすることがあります。

お得な響きのある言葉だけに、何か裏事情があるのではないかと、
警戒する人もいるのではないでしょうか。

このフリーレントは一体どういう物件なのか、
メリットとデメリットについてまとめてみました。

フリーレント物件って一体何のこと?

フリーは「自由」や「無料」という意味がありますね。
レントは「賃借料」や「使用料」となっています。

つまり賃貸物件の家賃が無料になるというシステムなのですが、
もちろん無期限に無料というわけではありません。

なぜそういうシステムがあるのか

このようなシステムは、そもそも貸しビル業が、
事業所などのオフィス用の賃貸物件に対して適用していたシステムです。

オフィスは1ヵ月の賃料がかなりの高額となることが多く、
賃貸のビルの室内を自社の事業に適した配置にしたり、
電話線の設置やパソコン用のLANの配線など、
内装工事を業者に頼むことがあり、
完全に移転が完了するまでにある程度日数がかかってしまいます。

その際に現在の事業所の賃料と、
移転先の新事務所の賃料の二重払いが発生してしまうため、
その期間をフリーレントとし経費を節減できるというお得なシステムです。

入居者募集の広告を出す時にも、
フリーレントというシステムをつけることにより、
お得感を出し、ほかの競合物件との差別化を図り、
入居率を上げる目的もあります。

それがいつしか、住宅用の賃貸物件にも適用されるようになりました。

引越しには荷物の運送料のほか敷金や礼金、
前家賃や契約手数料等の高額の初期費用を、
一括で支払わなければなりませんが、
フリーレントシステムを導入することにより、
それらの費用を安くすませることができます。

これにより、大学生が4月から入居するための物件を、
早めに契約する際にもフリーレントが適用され、
実際に住んでいない期間の家賃を無駄に払う必要がなくなります。

深まる謎、大家さんはそれで儲かるの?

フリーレントは1ヵ月から3ヵ月などの期間があり、
その間の家賃収入がなくなるので、
大家さんにとっては痛手にはならないのでしょうか。
なぜフリーレントを設定するのでしょう。

昔は貸家の物件数が少なく、
間借りの下宿が多かった時代がありました。

その後、どんどん不動産投資を目的とした賃貸用のアパートやマンションの建築が増え、
今ではそのような物件が有り余っています。

各地で空き物件が目立ち、
大家さんはあの手この手で空室を入居者に契約してもらわないと、
収入が途絶えてしまいます。

特に学生街にある学生向けのアパートなどは、
その年に入学する学生が入居しなければ、次年度まで全く借り手がつかず、
4月を待たなければ丸々1年以上が無収入となってしまいます。

その時がきても確実に学生が入居してくれるかどうかはわかりません。

そのためフリーレントの期間を設け、
お得感を出してぜひ学生に入居してもらい、
卒業するまでの家賃収入が見込まれれば、
わずかな期間の家賃を無料とすることは大したことではありません。

そのようなことから、結局は学生にとっても、
大家さんにとっても損な契約にはならないということです。

ですから、フリーレントレント物件とはいっても、
曰く付きの物件や、条件の悪いおかしな物件を掴まされるのではないか、
というような心配には及びません。

フリーレント物件を借りるメリット

家賃が無料になるのですから当然お得になるわけですが、
一体どのような点に魅力を感じるのでしょうか。

初期費用が安くすむ

例えば月々の家賃ぐらいなら払えるが、
最初に引越し費用や敷金や礼金、家電などを揃えなければならないので、
その費用がネックになり、なかなか一人暮らしに踏み出せないという人がいたとします。

そういう場合に、フリーレントの期間があればその分初期費用を安く抑えることができ、
一人暮らしを始めるきっかけにもなります。

当然、フリーレントがないところと比べると、
同じ家賃を払うのならフリーレント期間分の家賃が得になります。

短期入居なら当然お得になる

例えば2年間だけ住む場合、フリーレント期間が1ヵ月ある物件なら、
2年間の24ヵ月分の家賃から1ヵ月分を引いた額を、
24で割った額が1ヵ月あたりの家賃と考えられます。

フリーレントが3ヵ月ならさらに1ヵ月あたりの家賃がお得になります。

これが、長期入居ということになれば、
24ではなく36や48で割るとなると、1ヵ月分の割引率は当然少なくなり、
お得感ということにおいては不利になります。

フリーレント物件を借りるデメリット

お得に見えるフリーレントですが、
実際デメリットとなる点はあるのでしょうか。

短期解約は違約金がかかる

タダほど高いものはないとか、うまい話には裏がある、という格言がありますが、
やはり用心深い人や慎重な人はその辺が引っかかりますよね。

もちろんフリーレントにも気を付けなければならない点はあります。

それは、入居時の契約で一定期間入居することを条件として、
フリーレントが採用されることになるからです。

その期間は2年や3年という期間となることが多く、
フリーレントの期間によってもその縛りの期間は異なってきます。

それもそのはずで、例えばこのような決められた期間がなければ、
フリーレントで家賃が無料になる期間だけ住んで、
転々と引越しをする人がいるかもしれないからです。

そのため、フリーレントを利用して契約した場合、
その一定期間の経過を待たずに途中解約をして退去する時は、
その期間に応じた違約金が発生します。

条文がどうなっているか、
契約内容をよく読んで理解しておく必要があります。

長く住むなら家賃の値下げ交渉がお得

フリーレントの物件に長く住もうと思うなら、
数ヵ月のフリーレントよりも、実際は家賃を下げてもらったほうが、
家賃の下げ幅にもよりますが支払う総額としては安くなるでしょう。

もし交渉してどうにかなるようなら相談してみると良いでしょう。

大家さんにとっても長期的に収入が見込まれるようであれば、
もしかしたら値下げに応じてくれるかもしれません。

フリーレントだからと言って、必ずしも怪しい物件ではない、
ということがわかって安心できたのではないでしょうか。

システムの特徴を理解した上で、お得に住めると良いですね。
また、もともとフリーレントとなっていなくても、
交渉すると前家賃や日割り家賃などを無料にしてくれる場合もあるようです。

ダメでもともと、言ったもん勝ち、まずは明るく交渉してみましょう!

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