レンタカーを使っての引越しは、メリットとデメリットがあります。
乗り捨てができるのも、レンタカーを使った引越しのメリットの一つと言えるでしょう。
レンタカーを使った引越しのメリットは?
自分の都合がいい日に引越しができる
引越し業者にたのむ場合、あらかじめ予約しなければいけません。
ただしこの引越し予約が、引越し日の直前だと、うまく取れないことがあります。
特に繁忙期の場合なら、引越し予約は1ヶ月くらい前から入り始めます。
直前になってしまうと、業者はどこも予約が一杯になっていて、
それ以上予約を受けられないこともあると思います。
また、引越しの時間帯についても、直前だと、希望通りになるとは限りません。
午前中から引越しを始めたいのに、
午後からしか予約が入れられないなどということもあります。
その点、レンタカーを使って引越しすれば、自分が希望する日の、
希望する時間帯に引越しをすることができます。
予定を、より柔軟に立てることができるようになると言えるでしょう。
トラックの車種を自由に選べる
引越し業者の場合なら、荷物が一番少ない場合は単身パック。
次は2tショートということになります。
単身パックでは荷物が入りきらないけれど、2tショートでは大きすぎるなどの場合、
トラックのスペースにどうしてもムダができます。
それに対してレンタカーなら、
- 軽トラック
- 軽ワンボックスバン
- ライトバン
- 1tワンボックスバン
などなど、様々な車種を選べます。
荷物スペースにムダを作ることなく、引越しができるといえるでしょう。
乗り捨て(ワンウェイレンタル)ができる
引越しの出発地と到着地が遠距離の場合には、
レンタカーを借りたのとおなじ営業所に返すのは難しくなります。
その場合、多くのレンタがカー業者は、
乗り捨て(ワンウェイレンタル)ができるようにしています。
トヨタレンタカーとニッポンレンタカーなら、おなじ都道府県内なら、
乗り捨て料金は無料です。
都道府県を越える場合、6,000円程度の料金がかかります。
レンタカーを使った引越しのデメリットは?
引越し業者に頼むより費用がかかることがある
レンタカーを使って引越しすれば、
費用を安く抑えることができると思う人も多いおおいでしょう。
でも実際には、レンタカーを使った引越しは意外にあれこれ費用がかかり、
引越し業者に頼むよりも結局高く付くことも、決して少なくありません。
レンタカーを使って引越しすると、最低限、
- レンタカー代(ガソリン代・保険料・オプション料金などを含む)
- 高速料金など
- ダンボールなど梱包資材の料金
- 家を傷付けないための養生資材の料金
- 手伝ってもらった友人への謝礼・交通費
などの費用がかかります。
また荷物運びをする人は、プロの引越し作業員ではなく、全員素人。
誤って荷物を落とし、荷物を破損したり家に傷を付けたりした場合には、
その修理・修繕費もかかります。
料金を安くするために、レンタカーを使って引越しするのは、やめた方がいいと思います。
作業をすべて自力でやらなければいけない
引越し業者に依頼すれば、最低限、荷物を運び、移動することはしてくれます。
またオプションサービスを利用すれば、
荷造りから荷解きまでやってもらうこともできます。
それに対してレンタカーを使って引越しすると、全てを自力でやらなくてはなりません。
荷物運びは、慣れない人にとっては重労働で、
引越しの翌日まで疲れが残り、仕事に差し支えるなどのことにもなりかねません。
また慣れない人が荷物を運べば、荷物を落とす可能性が高まります。
その場合、荷物が破損したり、家に傷が付いたりすれば、て修理・修繕費がかかります。
さらに荷物を運んでいる人がケガをすれば、治療費もかかってくることになります。
トラックの運転は慣れていないと危険
引越しに使うトラックも、レンタカーだと自分で運転しなくてはなりません。
大型のトラックは、運転に慣れていないと事故を起こすこともあります。
事故を起こせば、たとえ保険に入っていても、免責額がありますので、
費用がかかることになります。
また警察の見分なども必要ですから、その分、時間のロスも大きくなります。